手術後のはなし
昨日の内容、おかしいところが何カ所かありました…。漢字も。直し方がわからないのでそのままで
病室へ戻った後もしばらく泣き続けた…
手術の時は尿管入れると思って、次の日の朝に抜いてくれるんだろうと思ってたけど違った
尿管入れられる事はなく、術後お手洗いに行きたくなる…
まさか!
歩いて行けってことかぁー
麻酔を通常の倍以上使っても効かなくて、疲れもピーク、ふらふらなのに歩いて行かなきゃなんて…
鬼だっ! (本気で思った)
点滴の棒につかまりながら、看護師さん、旦那さんも付き添ってくれる…
病室に戻るとき、気持ち悪さ、朦朧として頭が真っ白になる…あと少し歩けばベッドなのに…
動けない…。
……。
しばらく立ち止まって休憩。
早く横になりたいから支えてもらってなんとかベッドに横になる。
めっちゃ鬼やし。ここの医師、看護師!!!
これが普通なんか…。ひどすぎる…。
早く回復するには必要なんか…
こんなにクタクタなのになぁ…
病室に戻ってすぐお昼ご飯が配膳された
食べるのは大好きやけど、見たくもない…
食べたくない。
勿体ないから旦那さんに食べてもらう。
しばらくして落ち着いた頃やっとお茶が飲みたい…。起きて飲めなかったから、旦那さんがコンビニで買い物をしてストローをもらってきてくれた
2時間以上泣き続けて口の中もカッピカピ
お茶がめちゃくちゃ美味しかった
手術時間は2時間くらい。
とてつもなく長い時間だった…。
疲れすぎてそのまま少し寝ちゃった。
目が覚めたら、旦那さんが横にいた…
また泣いた気がする。
旦那さんにありがとうってちゃんと伝えれたのは目が覚めてから。
手術の前日、救急車に付き添ってもらっていっしょに愛知県に来て、近くのホテルで泊まってくれていた旦那さん。
電車で帰る予定をしてたから早めに帰ってもらった…。
その後の事は覚えてないけど、寝てたのか、横になってたのか…
数時間して、夕ご飯が配膳
朝も昼ご飯も食べてなく、かなりの体力を消耗
お腹はグーグー鳴ってた
なんとかベッドを起こしたけど、傷が痛くて斜め…食べにくいけど仕方ない。
なんとか全部食べた気がする。
夜もお手洗いに行かなきゃいけないと思うと辛くて、水分をとらなかった…
点滴はいってるし大丈夫でしょ。
動きたくないし。
夕ご飯食べて、ベッドの上で歯を磨いた後すぐに力尽きて寝てしまう。
痛みで12時に目が覚める。
痛み止めを飲んだのかなぁーちょっと記憶が曖昧。
次の日の、昼前にはお姉ちゃんが他県から来てくれた…
旦那さんがお姉ちゃんにいろいろ伝えてくれてたので、お姉ちゃんの顔を見たら安心して涙がこぼれた。
痛かったよぉー。子供みたいに泣いた
よく頑張ったね!痛かったね!慰めてくれた
お姉ちゃんと旦那さんが来てくれ、気持ちも少し落ち着いて、笑った
笑うたびに傷がめちゃくちゃ痛くて、押さえながら、半泣き笑い
何をするにも痛い。
術後2日目も痛みとの格闘
手術を担当してくれた先生、主治医が毎日来てくれる。
手術をした次の日、先生方は1人ずつきてくれたのだけど、痛かったよね。申し訳なかった。ごめんね。謝られても…
あんなに痛いと思ってなかったです。
先生は謝ることしかできないみたいだ…。
心の中では、二度とこの病院、先生方にはお世話になりたくない!正直、毎日こなくてもいい!顔も見たくなかった。
でも、そんなこと言えない。退院するまでの我慢。
手術は成功したんだし…。先生たちは悪くないのか???
いろんな気持ちと葛藤する
主治医の先生は、本当に申し訳なかったです。すごく謝ってくれたんだけど、私は謝って欲しいわけじゃない。
こんなにも痛いなら全身麻酔でやってほしかったし、手術中、痛みを耐え抜いたのはお母さんのガンの痛みや闘病生活をおもえば耐えなきゃと思ったから…
これからS-ICD植込みを検討している人たちはこの痛みに耐えれないと思うって泣いて訴えた。
4人目の手術。
いろんな病状、体格、人それぞれ痛み方の感じ方は違うと思うけど、4人の中には全身麻酔で植込みしていた人もいると術後きいてショック
全身麻酔には手続きがいるからって聞いた。
私は転院、次の日に手術を予定してくれてたのは、先生方のスケジュールもあったとおもうけれど、手術をする前にもっといろんな情報がほしかったし、手術の後にもらったS-ICDシステムハンドブックは手術の前にほしかった。
こんなにも痛がったのは衝撃的だったって言われたけど、正直、植込みをしなくても生きられたんじゃないのかな…とか、今は後悔しかない。
それでも植込みをしたいじょう、向き合って生きてくしかないんだ。
S-ICDが埋込まれてる左の脇の下はかなりぽっこり目立つ…
怖くてじっくりは見れないけど…
重い。重くて大きいお守りがはいってる。
これからは、ぴったりした服も着ないだろうし、温泉も行きたくない。
慣れるまでには月日がかかりそうだ。
脇になにかを挟んでる感じ。腕はもうぴったりくっつかないのかな…
こんなに恐ろしく苦痛な手術はもうしたくないと思った。
これから先、何回か取り替え手術があるんだろう…今は考えたくもない
いろんな気持ちがあって、かなり読みにくくなっちゃったと思うけれど
私が伝えたいことは
これからS-ICD植込みを検討している人、支える家族の方は、もっと医師と話し合って慎重に決めてほしいってことです。
麻酔のこと、大きさのこと、メリット、デメリット。
考えなきゃいけないことがいっぱいすぎて大変だと思うけど、これから一生を共にするS-ICD。
後悔はしてほしくないです。
特に、痩せ気味の方はかなり目立つと思います。
私は身長156センチ、体重は標準。
痩せてはないけどかなり目立つと思います
手術の後に、ICDの方がよかったかなぁ…って考えたりもしたけど、もう入っちゃってるんだから考えても意味が無いよね。
両方に、同じようにメリット、デメリットがある
最終的に決めるのは本人。自分なんだもんね。
選択できない人も中にはいると思います。
今回、植込みした皮下植込み型除細動器はボストン・サイエンティフィック社のもの
今年の2月から日本で認可されたばかりでまだまだ植込みした人も少ない
植込みできたのは感謝しなきゃいけないのかもしれない、でも、今の私には後悔しかありません。
これから先、生活する上でのリスクは少ないかもしれないけど、心に埋込まれた痛みの傷はすごく深いです。
目を閉じると思い出す
手術中の痛みで体が跳ねる感覚。
まだ術後5日目だから仕方ないかもしれない、寝てても体が跳ねる…
本当にこわかった。痛かった…
うまく伝わらないかもしれないけれど、後悔しないように、家族、医師としっかり話し合いをして決断してください。
少しずつでも前向きに過ごせるように、私の人生まだまだ長い。旦那さん、子ども達、お姉ちゃん、友人、みんなに感謝して前向きに生きていこうと思います。
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今、入院中です。血糖値をコントロールする為の入院だったはずなのに・・・入院してから心臓が悪いと言われ、昨日、ICDの話しをされました。私もまだ子どもが小さくて・・・生きていかねばなりません。
死ぬのではないか?と恐怖しかありません。眠れなかったので、携帯をいじっていたら、このブログに出会いました。まなさん、頑張りましたね。
私は、カテーテル検査の時点で、麻酔が効かず泣き叫びました。まなさんは、もっともっと痛くて辛かったですね。
子どものために、生きたいと思います。ありがとう
投稿: wakame | 2019年10月10日 (木) 05時36分
まなさんへ、
手術大変でしたね。私は今年の4月に倒れAEDで助けられました。
5月にS-ICDを入れましたが、全身麻酔だったので手術自体は楽な方でした。
その後は体力が戻らず悩んでいます。
運動も どの程度できるか手探りで試しているところです。
S-ICD仲間ということで思わずコメントしてしまいました。
投稿: 中村 | 2018年8月19日 (日) 11時17分
なに書いていいかわかりませんが、すごく伝わる内容でした
投稿: ぽこしん | 2016年6月18日 (土) 21時54分
初めまして。
色々なICDの事について調べていたらたどり着きました。
今日の体調はいかがですか?
今はゆっくりと過ごして早い回復を願ってます。
何度もコメントをするべきか悩みましたがあなた様がこれから元気に生活出来るのを願ってコメントさせて頂きました。
投稿: るっちゃん | 2016年6月17日 (金) 15時34分